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老人ホーム入居までの流れ

それでは、実際に老人ホームへ入居しよう、と考えた場合の具体的なフローに沿って説明いたします。

ただし、ここでは、もっとも需要の多い「有料老人ホーム」についてご説明し、他のタイプの老人ホームは簡略化して説明する形をとらせていただいております(ただ、ベースとなる考え方はどのタイプも同じです)。

まずは、有料老人ホームへの入居フローをご覧ください。

気持ちの整理と希望条件の整理

まずやることは、「なぜ有料老人ホームに入ろうと思い立ったのか?」「どんな条件の有料老人ホームが良いのか?」「何を優先した条件にするのか?」「有料老人ホームに求める条件」等を書き出して整理することで、自分の趣味や生活スタイルにあった有料老人ホームを比較・検討しやすくなります。

動機の確認

あなたが「終の棲家」として「有料老人ホーム」を選んだ理由は何でしょうか?
「同年代の大勢の人と暮らすことで活気あふれるシルバーライフを愉しみたいから」
「満足出来るケアサービスを受けたいから」等々、その方々によって理由は様々でしょう。
まず、しっかりと『その理由(動機)=有料老人ホームに求める条件』を整理することです。

自分の生活習慣や趣味、性格は?

有意義な老後生活を送るためには、自分の性格に合った環境で、趣味などの生き甲斐を継続(または新たに作りながら)していくことが大切なポイントです。費用などの他の条件面に目が行きすぎて、好きな趣味が出来ないホームを選んでしまうと後悔の原因にもなります。

  1. 園芸や囲碁将棋、ゲートボールなどの趣味→ホームや地域のサークル活動の状況
  2. 大勢の中に囲まれているのが好きですか?それとも、1人でいるのが好きですか?→有料老人ホームの規模、サークル活動、住み慣れた地域や家族の住んでいる地域にするのかそうでないのか?、居室と共有スペースの位置関係は?
  3. 長年家族と暮らしてきた方が集団生活を送るようになりますので、集団生活のルールを守らなければなりません。しかし「この生活習慣だけは変えられない」ということもあるのではないでしょうか?例えば、お酒やたばこ、生活リズムなど・・・といったことが挙げられます。
  4. どういったシルバーライフを望みますか
  5. 今現在不安に思っていることは何ですか
ご夫婦での入居ではお二人の意見をまとめて

ご夫婦でご入居を考えている方は、どちらか一方の意見だけでなく、お互いによく話し合いをして条件を整理していきましょう。

同様に、お子さんなど入居される方以外の方が老人ホーム探しを行う場合も、実際の入居予定者の方とよく話をし、意思の疎通を図っておきましょう。

有料老人ホームのタイプは?

一口に有料老人ホームといっても、ケアサービスの提供形態によって「(一般型)介護付有料老人ホーム」「(外部サービス利用型)介護付有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」の4タイプがあります(一般型は更に「介護専用型」と「混合型」があります)。
■ 要介護の方向けのケア体制が整った有料老人ホーム
  →(一般型)介護付有料老人ホーム > (外部サービス利用型)介護付有料老人ホーム
※介護専用型タイプなど、現在自立の方または要介護認定を受けていない方は入居出来ないホームがあります。要介護認定手続きが必要な方でまだされていない方はお早めに。
■ 自立した方向けのアクティブな生活を望まれる方向けの有料老人ホーム
  →住宅型有料老人ホーム

入居時期は?

現在面倒を看てくれているご家族の方の状況などによって、「いいところがあれば、すぐにでも入居したい」という方もいらっしゃれば「今はまだ入居を考えていないが将来の参考として」という方まで、様々かと思います。せっかく条件に合う施設を見つけても満室で入居待ちということもあります。出来れば、早めに準備したいものです。

住む地域は?

有料老人ホームの立地条件の説明ページにあるように、都市型・郊外型・田舎型の3タイプのものがあります。また、「ご家族が住んでいる地域」「生まれ育った地域」といった決め方もあります。

認知症対応やインシュリン注射などの医療行為

認知症対応に安心が出来る施設や、看護師等が常駐することで医療行為が出来る有料老人ホーム、法で定められた3:1以上(1.5~2:1)の手厚いスタッフ体制が敷かれているホームは限られます。認知症状がある場合や医療行為を必要とする場合はどういった対応を望むのか書き出しましょう。

居室の大きさや設備

例えば、温泉好きの方には温泉付の有料老人ホームに決めることが出来れば、有料老人ホームでの生活も楽しくなるでしょう。有料老人ホームの施設・設備・規模・共用施設の説明ページをご参考にしていただき、必要な設備などをピックアップしていきましょう。

条件の優先順序を決め、表にまとめる。

条件の一例として上記をあげてきましたが、実際には、入居される方の性格や趣味嗜好などによって他にもいろいろな条件が考えられます。もちろん、そういったここに触れていない違った観点から条件を決めても一向に問題ありません。

ただ、費用面等も含めて、全ての条件に合致するような有料老人ホームというのは現実的に難しい、といった方が良いのかもしれません。ですので、「絶対に譲れない条件」「優先する条件」「出来ればあった方がいい条件」という風に、各項目毎にマトリクス状に表に整理しておきましょう。こうすることで、具体的にホームを選定していく段階でホームの優先順位が決めやすくなります。

(例)

 

絶対条件

優先条件

出来れば条件

ケアサービス

2:1以上のスタッフ配置

看護師24時間対応

 

浴室

大浴場

温泉、展望浴室

 

居室

南向き、日当り良好
居室広さ20㎡以上

介護ベッド付
窓からの眺望

インターネット利用
キッチン

設備

ガーデニング・菜園が出来る環境

キッチン

ウォーキングプール
プレイルーム

・・・等々

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